なぜ小さいほうがいい?年齢に合ったラケットを奨める3つの理由。

テニスダイアリー

2014.05.26

月曜日、金曜日のキッズクラス(4歳~)を担当しています、松下です。
今回はジュニア用ラケットのお話。

まだ骨格が未成熟な成長期に、「よく飛ぶから」という理由で大人のラケットを持つ事はお奨めできません。

今はジュニア用のラケットが年齢に合わせて作られています。

年齢に合った長さをつかう事を奨める3つの理由

①重くて扱えない(振れない)

まず大きいラケットの方がよく飛びます。
ボールに当たるときの力が違うので当たり前と言えば当たり前です。
しかしそれは、そのラケットを「難なく」扱う事ができることが大前提にあります。

同じ大きさでも、「軽いものは速く動かす事ができる。重いものは速く動かす事ができない。」
同じ重量でも、「短ければ速く動かせる。長ければ速く動かせない。」
同じ速度でも、「軽ければ止める事ができる。重ければ止める事ができない。」

これらは子供でも感覚で理解できるものばかりです。
初めてテニスをする方がラケットを短くもってしまうのもその為です。
その方が扱いやすいのです。

②技術習得が困難になる

道具を用いたスポーツで、その道具が重くて扱えなければ、正しい技術の習得に期待はできないでしょう。

子供にとってもプロにとってもテニスはテニスです。
フォアハンドはフォアハンドです。

・大人にならなくても技術の習得はできる。

・プロでなくても理にかなったフォームを習得できる。

初心者でも子供でも技術の習得はできます。
自在に扱えるサイズ・重さを使用しましょう。

③怪我のリスクを無視できない

ラケットが大きくなれば当然重くなり、身体への負担も大きくなります。
重くなれば牽引力も必要になります。
技術が高くても打球時の衝撃をゼロにすることは不可能です。

怪我の功名とはいいますが、怪我はしない方がいいに決まってます。

はたして怪我をしなければいけないルールでもあるのでしょうか。
そんな事はありません。
怪我はしない方がいいに決まってます。

選べるなら選ぼう!

せっかくサイズを選ぶ事ができるのだから、これを使わない手はありません。

APF academiesのジュニアクラスでは、年齢・身長・レベルに合った練習ができるPlay and Stayを取り入れています。


お子様がテニスを始めるけど、ラケットの選び方にお困りの方。
そろそろラケットのサイズを大きくしようとお考えの方。
ご相談下さい。

スタッフ紹介

a04130720 松下雄一郎 APF academies coach
 最近はカフェ巡りをしている。
 小さくて騒がしくないカフェが好き。

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