2024.10.11
こんにちは、堀田です。
今回はテニスの6−6になった場合に行われる
タイブレークについて質問がありましたのでそれについて深ぼってみました!
タイブレークの起源
テニスのタイブレーク(tiebreak)は、試合をより迅速に決着させるために導入されたルールで、その起源は1960年代にさかのぼります。特に1965年、アメリカのテニスプロモーターであるジェームズ・ヴァン・アレン(James Van Alen)が、試合時間の長さを短縮し、観客にとっても見やすくすることを目的として考案しました。
それ以前は、各セットは2ゲーム差がつくまで続けられていたため、非常に長い試合になることもありました。ヴァン・アレンは、特にアメリカの「ニューポート・カジノ」で行われたトーナメントにおいて、初めてタイブレーク方式を導入しました。
タイブレークは、最初は試験的に使われましたが、次第に大規模な大会でも採用され、1970年に全米オープンで公式に導入されました。このタイブレークの導入によって、試合の進行がスムーズになり、非常に長時間にわたる試合を防ぐことができるようになったのです。
タイブレークの形式は、一般的には7ポイント先取(相手との差が2ポイント以上必要)ですが、大会やセットの状況に応じて変わることがあります。
名前の由来
タイブレーク(tiebreak)という名前の由来は、“tie”(同点)と“break”(打破する)という2つの言葉の組み合わせにあります。試合が同点(6ゲーム対6ゲーム)になった時に、その同点状態を「打破」するための方法としてこのルールが導入されたことから、この名前がつけられました。
つまり、タイブレークは「同点を破る(解消する)」手段であり、その目的がそのまま名前に反映されています。このルールが導入されることで、セットが決着しないまま長引くことを避け、試合がよりスムーズに進行することができるようになりました。
次回はタイブレークの進め方覚え方について
まとめていきたいと思います!
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この記事を書いたコーチ
- Written by HottaYasuto
- 2023年6月からAPF Academiesのテニスコーチになりました。できるだけシンプルにわかりやすく、テニスの改善ができるようにレッスンをしていきます。テニスの改善をしながら、一緒にプレーを楽しんでいきましょう!テニスの悩みなどありましたらお気軽にご相談ください。