2021.11.15
どのレベルでも悩むサーブに比べて、ボレーは実は簡単だと思います。「え?ボレーって難しくありませんか?!」と思う方は、
- ボレーでのポイントの終わらせ方を勘違いしている
- パワーとスピードに捉われている
- ラケットを動かしてはいけないと思っている
もしかしたらこんな間違った考え方をしているかもしれません。
飛ばせるようになったら次は飛ばさない練習をしよう
ラケット面を少し上に向けてスライス系でボレーができるようになると深くベースライン近くに打てるようになります。
しかし深いボレーだけではポイントを終わらせることができなくなります。
短い、飛ばないボレーも打てるように練習しましょう。
厚いと短く打つことが難しい
スライス回転でも厚みが厚いとやはりボールは飛んでしまいます。
トップスピン系も必要ですが、やはりスライス系で厚いあたりでボレーできるようにしたいですね。
前述しましたが、ボレーでポイントを終わらせられるようにするためには短く打てるようにしなければなりません。
厚いあたりで短く打つことも可能ですが、厚いあたりで相手のショットの勢いを無くすのは簡単ではありません。
短く打てたとしても、バウンドの勢いは失われず相手に取られてしまいます。
そんな難しい力加減で調整するのではなく、厚みを薄くしてボールを飛ばなくするようにしたほうがいいでしょう。
薄くしてボールが飛ばないようにする考え方は、単純に前方向に飛ばす飛ばさないだけではなく、角度をつけてポイントを終わらせる時にも必要な考え方になります。
薄くして浮かないようにするためにはプッシュ
前述したように、薄い当たりで打つと最初の頃は上に飛んでしまいます。
ラケットがボールのより下の方を通るようにすると、ボールに勢いを伝えられなくなりますので短く打てるようになります。
ボールに勢いを伝える・伝えない感覚は対の感覚ですが、どちらも同時に練習していくといいですね。
【テニス】あなたは正しいステップとボレーできていますか?正しい基本的なボレーは「腰」「ステップ」「足運び」が必要です。
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この記事を書いたコーチ
- Written by APF Academies
- 初心者でも安心!一般レッスンからプロ選手コースまで充実。バンコク最大のテニスクラブ、APF Academies。