2020.11.02
腰は低すぎて困ることはないですよね。低い低いと思ってプライドだけは高い松下です。
イボ・カルロビッチは身長211cmもあるそうです。身長171cmの私とは30cmの身長差です。でか!
そんな高身長から打たれるサーブってどんな角度で飛んでくるのか、一度体験してみたいですね。
この記事では低すぎる打点をスライスで返球することについて解説しています。
低すぎる打点を処理するにはスライスが有効です。
やはり無理やりトップスピンで持ち上げるのはリスクがありますよね。
結論:低すぎる打点のバックハンドはサイドスピンで外に逃げるショット「も」打つ
相手のスライスがバウンドせずに、打点が低くなったり、予測外のショットが飛んできて打点を低くせざる得ない場合がありますよね。
そんな時は無理してトップスピンを打たずにスライスを選択します。
基本クロスに返しますが、コートの内側から打てる時はダウンザラインにも打てるようにしておきましょう。
コートの外側からクロスに打つ場合はクロスで外に追い出せる
自分の打点がシングルスラインくらいか、それより外側から打つ場合は相手を外に追い出せるくらい角度をつけることができます。
特に片手バックハンドの選手はここまで追い出されるとスライスを選択する選手が多いですよね。
スライスをベースに戦術を組んでいる場合は、スライス一択だと思っておいてもいいかもしれません。
両手バックハンドの選手はボールの外側を両手で引っ張りやすいので、トップスピンでもクロスに持って行きやすいですね。
片手か両手かで球種は変わりますが、コートの外からはさらに角度をつけて相手をコートの外に追い出しやすくなります。
コートの内側からクロスに打つ場合はクロスで外に追い出せない
コートの中央に近いところから打つクロスで相手を外に追い出すことは難しくなります。
自分のバックハンドスライスの精度が高ければ、相手にバックハンドで打たせることは可能です。
しかし角度をつけにくいので、相手に回り込んでフォアハンドを狙われやすくなります。
コート中央から角度をつけることは簡単ではありませんので、ディフェンスをしたい時はセンターも使えるようにしてみましょう。
コートの内側からクロスダウンザラインに打つ場合は外に追い出せる
低すぎる打点はサイドスピンがかけやすくなります。
コート中央付近からダウンザラインに打つことができれば、相手のフォアハンドサイドに逃げていくスライスを打つことができます。
相手のフォアアンドに打つことは勇気が入りますが、相手がバックハンドが得意でフォアハンドが苦手な場合は是非使いたいショットの1つです。
低い打点をサイドスピンで打つ
低い打点でサイドスピンをかけるためには、ラケットヘッドを下にします。
ラケットヘッドを下に向けたままサイドアウトインでスイングするとサイドスピンがかかります。
テイクバック時はラケットヘッドを立てておいていいですが、インパクトに向かってラケットヘッドを落とせるようにして行きましょう。
この時ポイントは手首のコックが崩れないことです。
手首のコックを崩さずに肩甲骨も動かして腕全体でアウトサイドインのスイングができるようにしましょう。
まとめ:低い打点で外に追い出すショットは持ち上げにくくクロスに打ちにくい
低く逃げていくボールは、ボールの外側を捉えるのが難しくなります。
対戦相手は意識的にウインドミルを使ってボールの外側を打ちやすい選択をしている場合は、クロスにコントロールできるかもしれません。
しかし対戦相手はベーシックスイングで対応司法としている場合は、ボールの外側を捉えることはさらに難しくなります。
返球を予測しやすくなりますので、是非ラットショットを選択できるようにしてみましょう。
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この記事を書いたコーチ
- Written by APF Academies
- 初心者でも安心!一般レッスンからプロ選手コースまで充実。バンコク最大のテニスクラブ、APF Academies。