2020.06.22
前回の記事に続き、今回はテニスのツール(道具)のひとつである回転(スピン)の種類について。
基本の3種類について説明していきます。
スピンとは?
スピンとは読んで字のごとく「回転」ということです。
そのまま過ぎて笑っちゃいますね 笑
テニスボールは球体です。
いろんな方向に回転します。
上向きだったり、横向きだったり、下向きだったり、ラジバンダリ。
なぜスピンが必要なのか?
端的にいうと、確率の問題です。
回転がかかっていない(実際には少しかかっていますが)と、ボールが飛んでいく「軌道」が安定しません。
回転がかかっている方が、軌道が安定します。
テニスという競技はスピードを競う競技ではなく、枠の中にボールを入れなければいけません。
また回転がかかっていないボールは変化しません。
変化のない直線的なボールはタイミングさえ合わせてしまえば、上級者にとってはあまり怖いショットではありません。
むしろ試合の後半になるにしたがって、ミスが怖くなって速いショットは打てなくなるものです。
速度のない変化のないショットを打たれても怖くないです。
①トップスピン
※自分がトップスピンを打った時の視点です
これが一番最初に覚えるべきスピン回転になります。
このトップスピンを打てるようになると、ボールはバウンド後に高く跳ね上がります。
ラリー中はこのトップスピンが主体となります。
また、トップスピンとただの縦回転とは意味が違います。
※これはまた今後の記事で紹介したいと思います。
②バックスピン
※自分がスライスを打った時の視点です
①で上げたトップスピンの逆回転になります。
一般的にはバックスピンと呼ばれる回転ですが、テニスではバックスピンとは呼びません。
スライスと呼びます。
これはショットの種類で後述しますが、スライスというショットで使われるスピン(回転)なので、そのままスライスと呼びます。
手塚部長のゼロ式ドロップまでのレベルに達するとバックスピンと呼んでいいでしょう 笑
③サイドスピン
※自分がサイドスピンを打った時の視点です
いわゆる横回転のことです。
フリスビーをイメージしていただくといいでしょうか。
先ほどまでは縦の回転でしたのでバウンド後の変化は高く跳ねるか、低く滑るかの違いだけです。
このサイドスピンを打てるようになると、横に曲がるショットも打てるようになります。
主にスライスサーブやラットショットで使われます。
今回は代表的な3つのスピン(回転)を紹介しました。
トップスピンについてはまた今後詳しく紹介したいと思います。
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