2018.11.26
ミスに対して過剰に反応しない。
なぜならミスにも種類があるから。
どうも、最近メールの転送設定ミスがうまく改善できない松下です。
テニスはミスをしても相手に点数が入ってしまうスポーツ。
では、ミスに対してはどのように対処すればいいのでしょうか?
ミスの種類
試合のStatsをだけを見てみると、Forced ErrorとUnforced Errorとありますが、これは「相手にミスをさせられた」か「自分で勝手にミスしたか」という違いです。
相手のショットが素晴らしく、それに対応できなくてミスをさせられてしまったのに、自分を戒める必要はありません。
相手が素晴らしいショットを打ったことを認め、次に相手にそれをさせないように戦術的な変更が必要になります。
自分で勝手にミスしてしまったものに関してですが、すべてのショットを完璧に打ち続けることはできません。
必ずミスはします。
そういうものです。
自分がミスしてしまったことを認めるためには、「今自分がこれくらいのレベルにいる」ことを認めてください。そうすることでミスをしても、自分のことを過剰に責めることはなくなり、落ち着いて次にするべきことが見えてきます。
自分がミスしたことを認めよう
選択のミス、判断のミス、技術のミス
選択のミス
フォアハンドで打つべきなのに、バックハンドを選んでしまう。技術はあるのに選ぶショットを間違えてしまっては効果的なショットを打つことはできません。正しい選択をできるように練習をしましょう。
判断のミス
ネットプレーに行くべきなのに、ベースラインに止まってしまう。相手が滑るスライスを打ってきているのに、フォアで突っ込んでいってしまう。これでは行き当たりばったりのショットになってしまいます。
技術のミス
これはコツコツとできるようにしていくしかありません。しかし、たくさん打てばいいというわけではありません。同じショットをなんども打ち続けていくとそこに負担がかかります。怪我のリスクも考えなければいけません。
技術は気合いではありません。うまくいかないのは「動きがちゃんとできていない」か、そもそも「間違った技術解釈をしている」から。
正しい技術を正しい練習方法で積み重ねていきましょう。
ミスにも様々な種類がある
ミスをしても点が取れることがある
自分が判断、選択、技術のミスをしたとして、点が取れてしまうことがあるのがテニスの面白いところ。
正しい選択をして、判断をしてもミスショットになってしまうことはありますよね。そういう時はそのポイントに固執せずに、「次のポイントに集中」できるように切り替えましょう。
酒井コーチに以前見せてもらった資料によると、Australian Open 2018のポイント獲得率を見てみると、勝者と敗者のポイント獲得率はほぼ50-50。55-45とか60-40くらいの差しかありませんでした。
1点取った取られたで一喜一憂せずに、正しいことを選択して判断して実行できているかが大事。
選択、判断、そして実行
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この記事を書いたコーチ
- Written by APF Academies
- 初心者でも安心!一般レッスンからプロ選手コースまで充実。バンコク最大のテニスクラブ、APF Academies。