2020.11.30
トップスピンとスライスを瞬時に使い分けるって難しいですよね。
まずグリップの持ち変えることが難しい!難しいから使わないのでは、その状況でさらに自分を追い込むことになります。
トップスピンでもスライスでもどっちでもいい!ではなくスライスを使うべし!
結論:低すぎる、高すぎる、予測外のショットへの対応はスライス
既にスライスを打てる人にとっては自然と洗選択していることなので当然のことになってしまいますが、低すぎる、高すぎる、予測外のショットへの対応はスライスになります。
特に肩てバックハンドのプレーヤーにとってバックハンドの高い打点は特に狙われるところでもあるので、ここを無理矢理トップスピンで打っていたら自分のミスが増えます。
“Make the wall”を使えば高い打点でもトップスピンで対応することができます。
低すぎるバックハンド、膝より下はスライス
ラリー中のバックハンドの低すぎる打点はスライスを選択します。
バックハンドのスライスはスイングがアウトサイドインになりますので、ラケットのヘッドも落としやすいです。
ラケットヘッドを落としながらスライスを打つことが簡単です。体に負担もかからないので、長時間プレーしなければならないテニスにとって必要な判断です。
高すぎるバックハンド、肩より上はスライス
前述しましたが、高い打点をトップスピンで打ちたい場合は”Make the wall”というフットワークを使います。
しかし毎回はできないので、高い打点をスライスで処理する練習もしておきましょう。
ここでのスライスはサイドスピンになります。高すぎる打点なので、ラケットヘッドを立てた状態でボールを捉えます。ボールの下ではなく、ボールの外側を捉えます。
スイングはアウトサイドインでテイクバックは肩の上、フォロースルーは腰の高さ、坂袈裟のような方向にスイングします。
例えば、リターンゲームのアドバンテージサイド。相手が高く跳ねる自分から逃げていくキックサーブへの対応はスライスになります。
スイングもアウトサイドインなので、逃げていくサーブを引っ張ってくることができます。
予測外のショットへの対応はスライス
自分にとっても予想外だし、相手にとっても予想外のショットってよくありますよね。
フレームショットになってそれまでの組み立てが無くなってしまうこともありますよね。
そんな時は一度ニュートラルな状況に持ち込みます。自分も攻めれませんが、相手にも攻めさせません。
打点をできるだけ2バウンドする直前を狙います。時間をかけて、低い打点で低いスライスを打ちます。
低い打点を選ぶ理由は、コートの中に入らないためです。慌てて高い打点でスライスを打っても効果的ではありません。なぜなら予測外のショットの対応だからです。
低い打点を選ぶことができれば、ベースライン近くに留まることができますので、次の相手のオフェンスにもディフェンスポジション(ベースラインから3メートル後ろ)も取ることができます。
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この記事を書いたコーチ
- Written by APF Academies
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