この数週間、各レッスンでオープンスタンスに取り組んでみての考察

テニスダイアリー

2017.01.26

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酒井です。

テニスは「ボールを打ち合う」という単純なスポーツなのですが、
何が難しいって、相手のボールが毎回違う高さ・回転で飛んでくるので、それに合わせてボールを打ち返さないといけないという事だと思います。

野球のバッターのようにストライクゾーンが決まっていれば、1種類のフォームでも良いのですが、そうはいきませんので、ボールに合わせた打ち方が必要になります。

私達がレッスンで行なっている、主な打ち方は2種類。

スクエアースタンス

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皆さんが、一番最初に習う打ち方ですね。

オープンスタンス

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こちらが、一般クラス、JA以上のジュニアクラスでここ数週間継続して取り組んでいるオープンスタンス。

このオープンスタンス、深いボールや、高いボールに対して有効です。

またオープンスタンスも状況に応じて

・オンザブレーキ

・メイクザウォール

・ホッピング

・エアK(これは厳密にはオープンスタンスではありませんが。。。)

といったステップワークを使うことになります。こちらのステップワークは追々。。。。

 

この数週間、継続してオープンスタンスの練習を行なってきたのですが、、、、

はじめは、どちらの足を出すのかも分からない方が多いのですが、どのクラスの方も段々と回を重ねる毎に出来るようになってきました。

また、驚いた事にラリーや試合の中で自然と使えるようになってくるんです。

恐らく、その方が返しやすいのでしょうね。

そしてラケットのスイングがとてもスムーズになった方もいて、これは思わぬ効果。

まだイマイチ、、、という方、段々と出来てきますからご心配なさらずに。

ただ、上手く出来るようになるのが早いという方は正直います。

・普段から使用している
・動画などをみていてイメージがある

頭の中に成功のイメージがあるのと無いのでは上達のスピードが全く違いますので、動画で復習をして頂けると上達のスピードは大分上がると思いますよ!!

こういう布石を打っておくのが大切

これらの打ち方がボールに合わせて自然に出来るようになるメリットはとても大きいんです。
でもやっておかないと、いつまでも出来るようにはなりません。

強化練習会でも必ず取り組むのが上記のステップワークなのですが、いつかプロ選手のような打ち方でボールを打てるようになります。
そうすると今まで返せなかったボールも、いつの間にか返球できるように。

これは私がプレイヤーズクラスを担当していた10年間で実証済み。

普段の練習回数が彼らよりも少ないので、成果はすぐには出ませんが、少々お待ちください。
必ず出来るようになります。

参加されているジュニアの親御様は楽しみにしていて下さいね。

新しい技術に取り組む際には

難しいんじゃないか、出来ないんじゃないかという先入観は捨て、まずはやってみて下さい。

「あれはプロ選手だから、ジュニア選手だから出来るんだよ」

そんな事ないです。

効率の良い体の使い方であれば、一般プレイヤーほど使った方が良いと思います。

出来る限り簡単な方法で、皆さんが理解しやすいようにご説明します。

その時に出来なくても良いんです。

やり方さえ間違えなければ、継続していればいつの間にか出来るようになりますから。

まずは「オープンスタンスから」

新しい事にもどんどん挑戦していきましょうね!!

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2005年からバンコクのAPF Academiesでテニスコーチをしています。 一般クラス・ジュニアクラスともに、初心者から上級者までを指導させて頂いています。女子ダブルス・一般ダブルス及び、ジュニア選手育成まで戦術的な指導及び、テクニックの改善が得意です。 一緒にテニスを楽しみましょう!!
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