2017.01.12
酒井です。
1/5に行われたAPFジュニアトーナメントを見ていて感じた事を書きたいと思います。
まずは上の写真。
APF250の決勝戦の後のふたりの深いおじぎ。
結果は4-3の接戦だったのですが、お互いが持てる力を出し尽くしたからこそ、お互いを讃えあっての行為だと思います。
スポーツを通して成長していく子供達を見るのは本当に嬉しいです。
試合後の握手。この2人も試合を通してお互いに成長出来たのでしょうね。
今回、グリーンボールでサーブからのトーナメントに初出場のユリちゃん。
ニューイヤーの特別練習会にも3日間参加してくれたのですが、お家でも一生懸命練習していたのでしょう。
試合の中でもどんどん上手になっていました。
目標とするトーナメントに向けて、きちんと準備をしてきた本人・親御さんの努力の賜物です。
これからも継続して頑張って下さい。
他にも沢山のジュニアが、トーナメントに向けて練習を積んできた様子が、試合の随所に見られました。
APF250に出場したダリアちゃん。
以前は試合のルールや数え方があやふやだったのに、今回のトーナメントでとても良くなりました。
素晴らしいです。
ポイントの数え方って中々難しいんですよね。
時間は掛かっていましたが、きちんと自分で考えて、数えていた姿に成長が見られました。
APF500Series優勝者のKakeru君。
表彰式でのスピーチは沢山の人に感謝の気持ちを述べていて、素晴らしかったです。
また試合の緊張した場面でも、ラケットを振り切って強い気持ちで戦っていました。
今回の試合観戦で子供達の課題も沢山確認出来ましたので、今後のレッスンや強化練習会でその課題に取り組んでいきたいと思います。
試合を観戦された親御様へ
テニス経験のある方はもちろんご存知だと思いますが、試合ってとても緊張するんです。
特に勝負が掛かったポイント、相手に追い上げられている時。
そんなポイントが欲しい場面で、自分の得意な事で積極的にプレーをするのは、例えポイントを失っても価値のある事だと私は考えます。
ミスをしたけど積極的なプレーをした、以前は返せなかったボールが返せるようになっていた、ラリーがいつもより続いていた、サーブが入っていた、カウントが大きな声で出来るようになった。
どんな小さな事でもいいので、良くなった事を見つけて、ぜひ褒めてあげて下さい。
また、コートの中で本人たちは真剣な顔で、必死に戦っていますので、何か言いたい気持ちをグッと抑えて、良いプレーに拍手をしてあげて下さい。
彼らには「コートの中では自分自身で考えてプレーしないといけないのがテニスだよ」と指導しています。
上手になるのは練習だけではありません。
試合を通して学ぶことも沢山ありますので、ぜひ子供達の成長の場として、一緒に彼らの成長を見守って下さい。
今回はトーナメントに子供達を参加させて頂き、大変ありがとうございました。
これからもどうぞ宜しくお願いいたします。
何かご質問ありましたら、いつでもお気軽に声をお掛けください。
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この記事を書いたコーチ
- Written by SakaiRyota
- 2005年からバンコクのAPF Academiesでテニスコーチをしています。 一般クラス・ジュニアクラスともに、初心者から上級者までを指導させて頂いています。女子ダブルス・一般ダブルス及び、ジュニア選手育成まで戦術的な指導及び、テクニックの改善が得意です。 一緒にテニスを楽しみましょう!!