【タイローカルトーナメント Air Asia 準優勝】

テニスダイアリー

2018.05.25

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準優勝

CVテニスクラブで開催されていたAir AsiaのトーナメントにPalm選手が準決勝に残っていたので観戦して来ました。
この試合で決勝に残った2名は11月日本で開催されるITFジュニアの経費を負担してもらえるというモチベーションの高い試合になっています。
結果は準優勝。負けた要因を分析してみた。試合観戦中もこれで勝ったら相当運がいいなと感じていました。
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原因その1

高いボールの軌道が出せない。

テニスはいかにミスする確率を抑えて攻撃できるかがポイントだ。その為にはネットの高い所を通し相手をベースライン後方に下げていかに自分が攻撃のポジションに入れるかが重要になる。またディフェンス時でも自分のポジションが悪い時にどうやって空間を使い立て直すかが同時に必要になる。

レベルの高い選手を見ていると一つのクロスやストレートでも出せる高さが幅広いので攻撃のポジジョンに入った時には相手がすでにバランスを崩しているので無理なくポイントを重ねている。

しかし高さが出せない選手はあとボール1つ分ずれたらアウトやネットに当たっているというギリギリでしかポイントが取れていない。スーパーショットなんて何回も出るものではない。これではポイントが重なるにつれてミスが増え自滅するか最終的には攻撃するボールもできなくなるのが見えている。
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原因その2

ショットセレクションミス

1stセットを2つブレークして6-2で取りはしたが内容の差はほとんどなかった。
ポイントをしている中でショットセレクションミスは最終的に大きなダメージとなる。
具体的なコースと球種はこの場面ではコメントしませんが相手にコースを読まれて来たり、行為的にスペース空けられて打たさせれてしまい、一番長い距離を走らされるというコースと球種、スピードを選んでしまう。

その小さな蓄積が6/2,3/2リードから痙攣で動けなくなりリタイアという結果に繋がってしまいました。
もちろんそれだけではないのですがテニスは小さい事の積み重ねで勝負が決まります。
密かに俺が見に来てるから動けないのにやめようとしないのかな?と思ってしまいました。そういうの嫌いです。

優勝できなかったのはとても残念ですが負けたのは何か原因があるのですね。ちなみに天候や、ボール、コートを理由にしているようではせっかく負けた反省できる機会をなくしてしまうんでやめましょう。特に選手以外の関係者。

この試合を通じてAPF ACADEMIESのプログラムを選手にもっと指導してあげたいという気持ちが大きくなりました。

Air Asiaシリーズで2つの準優勝で香港と日本のITFでも活躍してきてください。

また次に向かって頑張ります。

 

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