目指せ中級レッスン17_スライスは上のガットで打てば精度が上がる

テニスダイアリー

2020.10.19

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ダーツの精度は限りなく低い松下です。
ブル狙ってだいたい1のシングルに入りますので、逆に精度高いかもしれません。

この記事ではスライスのインパクトは上のガットで捉えることについて解説しています。

結論:下のガットで打つとガシャる。上で打つとプッシュできる。

スライスを打とうとしてフレームに当たったり、スイートスポットに当たらずガチャガチャした経験ありますよね?「ボールを見てない」「スイートスポットを外されている」という理由とは違い、そうなりやすくなります。

 

 

 

上のガット?下のガット?

スクリーンショット 2020-10-19 9.09.53
スライスを打つ場面はラケットが横向きになっている場面が多いです。
横に向けたときに上か下かで考えます。
今回は上のガットを使いますが、気をつけてほしいことは上過ぎないこと。
上すぎるとフレームに当たってしまいますので、真ん中のガットよりも少し上を使います。

 

 

 

下のガットだとガシャる確率が上がる

スクリーンショット 2020-10-19 8.58.31
切るイメージでスライスを打とうとすると、どうしても下のガットからボールにアプローチしていくことになります。
そうするとフレームに当たる確率も上がりますので、コントロールできなくなります。
最終的には「切るイメージ」ではなく「プッシュするイメージ」に切り替えていきましょう。

 

 

 

下のガットだとスピードが出過ぎる

スクリーンショット 2020-10-09 14.49.15
下のガットでスライスを打つとスピードが出やすくなります。
速いスライスが打てることはかっこいいですが、スライスでスピードが出すぎてしまうとディフェンスができません。
ですのでスピードが出過ぎる下のガットではなく、遅く打つこともできる下のガットで打ちましょう。

 

 

 

上のガットで打つためにはフェイスを閉じる

IMG_2680

閉じている = ラケットフェイスが下を向いている

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地面に垂直

 

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開いている = 面が上を向いている

ラケット面が上を向くことをフェイスを開くと言います。
ラケット面が下を向くことをフェイスを閉じると言います。
ラケット面を地面に垂直に近くなると上のガットに当てやすくなります。

もちろんラケット面を下に向けてスライスは打てませんので、開き過ぎない(上に向け過ぎない)ように気をつけてください。
どれくらい閉じてどれくらい開くかは打ちながら調整していく他ありません。

 

 

 

力を入れるのは人差し指の方

 

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上の写真で上のガットは人差し指の方になりますが、上のガットを手で推していくと力負けして天井の方にラケット面が開きますよね?
では力負けしないためにはどうしますか?
人差し指の方に力を入れて力負けしないようにしますよね?
ですのでスライス系のショットを打つためには人差し指の方に力を入れる意識を持ちます。
もちろん人差し指側だけに力を入れるわけでなありません。他の指もしっかり力を入れておきます。
相手にスイートスポットを外されてオフセンターで打たされてしまった時でも、単に自分がスイートスポットに当たらなかった時でもコートの中にコントロールしないといけません。
全体的に指には力を入れたままにしておきますが、特に人差し指の方向に力を入れるようにして打ってみてください。

 

 

 

まとめ:上のガットで人差し指の方に力を入れてプッシュする

このようにスライス系のショットは切るイメージで打ってしまうと、ドンピシャで当たるとスピードが出すぎてしまうし、フレームに当たる確率も上がってしまいます。
なので、上のガットでラケットフェイスを少し開いて、プッシュしていくようにします。
これができるようになってくると、真下にスイングしてもボールが前に飛んでいくようになります。
これを理解するには「厚み」という考え方がとても重要になってきますので、下の動画も参考にしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

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