チャンスを逃すこと自体がエラー

テニスダイアリー

2025.09.01

テニスのレベルアップについてお話ししたいと思います。

以前、金子コーチから「ATPトップ100の選手は、浅いボールやチャンスボールを絶対に逃さない」という話を聞いたことがあります。彼らは「これはチャンスだ」と感じた瞬間に、迷わず攻めに入り、ボールに入るスピードがまったく違うのだそうです。

その話を聞いて以来、私はテニスの上達にはショットの質を高めることももちろん大切ですが、どのレベルにおいても「チャンスを逃さない姿勢」や「ボールに入るスピード」を意識して練習することが、最終的なレベルアップにつながるのだと感じています。

「チャンスを見逃さない」と言葉で言うのは簡単ですが、実際のプレーで常にその意識を持ち続けるのは決して簡単ではありません。特に、チャンスだと思ってもエラーが怖くて安全策を選んでしまう場面も多いと思います。

しかし、その「チャンスを逃す」という行為自体が、実はエラーなのだという感覚を持つことが大切です。

もちろん、そこにはかなりの勇気が必要になりますが、その勇気こそがテニスを大きく変えていくのだと思います。

自分のテニスを確実に高め、格上の相手に挑んでいくためには欠かせない要素です。

ぜひ皆さんも、普段の練習から「チャンスを逃さない」意識を持って取り組んでみてください。

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2005年からバンコクのAPF Academiesでテニスコーチをしています。 一般クラス・ジュニアクラスともに、初心者から上級者までを指導させて頂いています。女子ダブルス・一般ダブルス及び、ジュニア選手育成まで戦術的な指導及び、テクニックの改善が得意です。 一緒にテニスを楽しみましょう!!
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