2024.09.17
こんにちは。コーチの大津です。
今年は残念ながらナダルとマレーが引退の年になります。少し残念ですが、そんな彼らが飾った輝かしい成績を調べてみました。
プロテニスの歴史において、ビッグ3(Big Three)と称されるロジャー・フェデラー、ラファエル・ナダル、ノバク・ジョコビッチの3選手は、数多くの歴史的な瞬間を生み出しました。彼らの活躍は、テニス界に多大な影響を与え、ファンを魅了し続けています。以下に、ビッグ3が成し遂げた歴史的な瞬間をいくつか紹介します。
ロジャー・フェデラー(Roger Federer)
- グランドスラム優勝20回:
- フェデラーは、キャリアの中で20回のグランドスラム優勝を果たし、テニス史上最多記録の一つを保持しています。彼の優勝はウィンブルドン8回、全豪オープン6回、全米オープン5回、全仏オープン1回です。
- ウィンブルドン優勝8回:
- フェデラーは、ウィンブルドンでの優勝回数が8回と、歴代最多記録を持っています。芝コートでの圧倒的な強さを見せつけました。
- 237週連続での世界ランキング1位:
- フェデラーは、2004年から2008年までの237週間連続でATPランキング1位を保持し、これはテニス史上最長記録です。
ラファエル・ナダル(Rafael Nadal)
- 全仏オープン優勝14回:
- ナダルは、全仏オープンで14回の優勝を果たし、クレーコートでの圧倒的な強さから「クレーキング」と呼ばれています。
- キャリア・グランドスラム達成:
- ナダルは、全てのグランドスラム大会(全豪オープン、全仏オープン、ウィンブルドン、全米オープン)で優勝し、キャリア・グランドスラムを達成しました。
- オリンピック金メダル:
- ナダルは、2008年の北京オリンピックでシングルスの金メダル、2016年のリオデジャネイロオリンピックでダブルスの金メダルを獲得しました。
ノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic)
- グランドスラム優勝23回:
- ジョコビッチは、グランドスラムで23回の優勝を果たし、2024年の時点で男子テニス史上最多記録を持っています。彼の優勝は全豪オープン10回、ウィンブルドン7回、全仏オープン3回、全米オープン3回です。
- ゴールデン・スラム達成の挑戦:
- ジョコビッチは、2021年にゴールデン・スラム(1年で全てのグランドスラムとオリンピック金メダルを獲得すること)に挑戦し、3つのグランドスラム大会で優勝しましたが、オリンピックでは惜しくも敗れました。
- 377週間の世界ランキング1位:
- ジョコビッチは、2023年までに377週間にわたりATPランキング1位を保持し、これもテニス史上最長記録です。
ビッグ3の対戦
ビッグ3の対戦は、テニス史上最も激しく、最も記憶に残る試合の一つです。彼らの対戦は、多くの名勝負を生み出しました。
- 2008年 ウィンブルドン決勝(フェデラー vs ナダル):
- この試合は「史上最高の試合」と称され、ナダルが5セットの激闘の末にフェデラーを破り、ウィンブルドン初優勝を果たしました。
- 2012年 全豪オープン決勝(ジョコビッチ vs ナダル):
- ジョコビッチとナダルの試合は5時間53分に及び、ジョコビッチが勝利しました。この試合はグランドスラム史上最長の決勝戦となりました。
- 2019年 ウィンブルドン決勝(ジョコビッチ vs フェデラー):
- この試合は、ウィンブルドン決勝史上最長の4時間57分に及び、ジョコビッチがフェデラーを破りました。ジョコビッチは2つのマッチポイントを凌いで勝利しました。
ビッグ3は、テニス史において数々の記録を打ち立て、ファンに多くの感動を与えてきました。彼らの功績は、未来のテニス界にも長く語り継がれることでしょう。
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この記事を書いたコーチ
- Written by OtsuYoshito
- テニスコーチを始めて8年間、お客様のテニスの上達のサポートをしてきました。今までの経験から得た知識を皆さんに伝えることができるように頑張ります。 新しく始める方から競技者の方まで一緒に挑戦していきましょう。