2020.11.09
「あ、今のってそういう意味だったんだ!」、と反応遅れがちな松下です。
数年してからその意味がわかることもありますよね。裏の裏まで読むなんて私の性格では無理ですね〜。
この記事では予期せぬ次回でのスライスの選択肢について解説しています。
結論:遅れてしまったら急がないで低い打点まで落とす選択をする
相手のフレームショットや予測外のショットなど、反応が遅れてしまうことはよくあると思います。
そういう時は慌てて高い打点で打つのではなく、あえて打点を落として体勢を整えます。
相手のフレームショット
相手の予期せぬフレームショットへの対応は、低い打点でスライスを打つことです。
一見すると攻撃するチャンスのようにも見えますが、自分の体勢が整っていない中で攻撃に転じると自分のミスに繋がります。
予測できるフレームショットもあります。
自分が球種を変えて、相手にミスをさせに行った時など、意識的に相手のスイートスポットを外しに行った時は予測の範囲内なので攻撃に転じることも可能です。
しかし、まだお互いに何もない状態でフレームショットになると予測することは難しいでしょう。
そんな時は無理してまでトップスピンは打ちません。
2バウンスする直前を狙う
スライスを選択することができたら打点の高さを低くします。
慌てて打点の高いところで打つといいショットは打てません。特にボールに突っ込んでいくような体勢になってしまうと、次相手のショットに対応できなくなります。
低い打点を選択することで、時間を作ることができます。
相手にも時間を与えることになりますが、自分が慌てて打ってミスするよりはましですね。
狙いはバックよりのセンター
ここでのスライスは攻撃ではありません。
相手の予期せぬフレームショットに対して自分の体勢を整えることと、相手に攻撃をさせないことが目的です。
打点を落として、相手のバックハンドよりのセンターにコントロールします。
バックハンドで打たせることができればOKです。
もっとワイドにコントロールができれば良いかもしれませんが、自分の体勢も十分ではないので、ミスをしてしまう可能性があるのであれば、センターよりのバックハンドに打てれば十分です。
ペースを落とすことができる
スライスを打つことでペースを落とすことができるので、自分の次のポジションを取ることができます。
- ディフェンス
- ニュートラル
- OTP
- オフェンス
と、様々な状況でポジションが変わるテニスでラリーのペースを落とせるということは自分のペースを作る上でも必要なテクニックになります。
まとめ:無理せずスライスで対応するべし
1回目のバウンドから2回目のバウンドになるまでの、少しの時間を待てるかどうかが鍵となります。
球技が苦手な方に多い現象ですが、球技が苦手な方がテニスをするときに、どうしてもボールの着地点に向かって突っ込んでいってしまいます。
ボールに突っ込んでいくので、正しくボールとの距離が取れず、またただいくスイングもできません。
ボールを打てるようになった人でも、2バウンドするギリギリまでタイミングを落とすことが難しい場合もあります。
そんな時は膝の高さを目安に打点を取れるように、待って待って待って、スライスを打てるように練習をしてみましょう。
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この記事を書いたコーチ
- Written by APF Academies
- 初心者でも安心!一般レッスンからプロ選手コースまで充実。バンコク最大のテニスクラブ、APF Academies。