テニスが教えてくれる、人生に役立つスキル

テニスダイアリー

2025.03.17

はじめに

テニスって、ただボールを打ち合うだけのスポーツじゃありません。

プレイヤー自身が瞬時に状況を判断し、最適な選択をしながらプレーする必要があります。

その過程で、自然と「考える力」が身についていくのが、テニスの面白いところ。

特に認知・分析・決定・実行の4つのステップは、コートの中だけでなく、普段の生活でも活かせる大切なスキルです。

テニスが鍛える「判断力」

テニスでは、すべての決断を自分で下す必要があります。

試合中、コーチも仲間も助けてくれません。だからこそ、素早く状況を見極め、考え、行動する力が育まれます。

テニスで必要な4つの判断プロセス

認知(Perception)状況を素早く把握する力

相手の動きやボールの軌道、風の影響などを瞬時に察知。

分析(Analysis)情報を整理し、戦略を考える力

相手のプレースタイルや弱点を見極め、「どのショットが有効か?」を考える。

決定(Decision-making)最適なプレーを選択する力

クロスに打つか? ダウン・ザ・ラインか? ネットに出るか?瞬時に決断!

実行(Execution)決めたプレーを迷わず行う力

思い切ってスイングし、正確にショットを決める。

この流れを繰り返すことで、自然と瞬時に考え、決断し、行動できる力が養われます。

これは、日常生活や仕事でも役立つスキルですよね。

テニスが鍛える「メンタルの強さ」

テニスは、自分と向き合うスポーツ

特にシングルスでは、ミスをしても誰のせいにもできず、プレッシャーと戦いながらプレーする必要があります。

🔥 プレッシャーに強くなる – 大事な場面でも冷静でいられる。

🧊 冷静な判断力がつく – 感情に流されず、最善のプレーを選べる。

💪 最後まで諦めない力がつく – 思うようにいかなくても粘り強く戦える。

こうしたメンタルの強さは、テニス以外の場面でも大いに役立ちます。

 

まとめ:テニスは人生の縮図

よく言われることですが…テニスは、まさに人生の縮図。

試合中に求められる判断力やメンタルの強さは、勉強や仕事、人間関係にも応用できます。

特に子どもたちにとって、自分で考え、決断し、行動する力を養うことは、将来の大きな財産になるはず。

だからこそ、テニスは「生涯スポーツ」として、多くの人に愛されているんですね。

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2005年からバンコクのAPF Academiesでテニスコーチをしています。 一般クラス・ジュニアクラスともに、初心者から上級者までを指導させて頂いています。女子ダブルス・一般ダブルス及び、ジュニア選手育成まで戦術的な指導及び、テクニックの改善が得意です。 一緒にテニスを楽しみましょう!!
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