緊張・確実性・積極性──団体戦で感じた成長のヒント

テニスダイアリー

2024.12.17

酒井です。

先週末の団体戦にご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。

私が応援していたチームは大熱戦の末、惜しくも優勝には届きませんでしたが、さまざまなドラマを共有でき、とても楽しい時間を過ごすことができました。

ここでは、皆さんのプレーを見ていて気づいたことを記載します。少しでも今後の参考になれば幸いです。

ここでは私が団体戦に出場された皆さんのプレーをみていて、気づいたことを記載します。参加された皆さまの、今後に役に立つと幸いです。

 

・緊張は誰でもする

初戦では、ほとんどの方が緊張されていたように感じました。まず「緊張は誰でもするものだ」ということを知っておきましょう。ただし、過度な緊張は体が固くなりやすく、プレーに影響が出てしまうことが多いです。

そんなときは、足を動かす無理にでも笑顔を作って口角を上げるといった方法で、過度の緊張を「良い緊張感(集中している状態)」へと切り替えることが大切です。

 

・ベストプレーではなく、緊張感の中でできたプレーを基準にしよう

緊張は誰でもするものです。その中でできた自分のプレーを基準にしましょう。常に絶好調のプレーを求めて、それを基準にするのは現実的ではありません。

まずは試合中のプレーを振り返り、その中でできたことに目を向けましょう。そして、プレーの精度確率をどう上げるかという視点で練習に取り組むことが大切です。

 

・大切なポイントのプレーは誰でも難しい

試合の中で「ここは絶対に落とせない」という大事なポイントがあったと思います。団体戦は短期決戦なので、そのポイントをどちらのチームが取ったかが結果に大きく影響しました。ただし、次回も同じ結果になるとは限りません。

私が「嫌だな」と感じるのは、大事な場面で相手が確実にボールをコートに返してくることです。それだけでプレッシャーを感じます。その上で、より積極的なプレーを選択されると、さらに脅威に感じます。

確実性と積極性のバランスはとても重要ですが、これはプレースタイル性格によっても異なります。どちらを重視するかの割合は一概には言えませんが、自分に合ったバランスを見つけていきましょう。

 

最後に

団体戦を通して皆さんのプレーから多くのことを感じました。次回もさらにレベルアップしたプレーが見られることを楽しみにしています!

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