松田康希プロが幼少時代にAPFで学んだこと

テニスダイアリー

2023.05.26

酒井です。
昨日、松田康希プロと田口涼太郎プロがAPFで練習を行いました。
色々とハプニングもあり、練習時間のスタートが予定よりも遅れるなどしたのですが、APFのインドアで良い調整が出来たのではないかと思います。

さて松田康希プロはAPF時にプレイヤーズクラスで練習を小2から中2まで行い、その後日本に帰国し、高校・大学で日本一になったのですが、昨日こんな事を言ってくれました。

「常に考える事をAPFの練習では要求されたので、日本に帰った時にあまり何も考えてないでプレーしている選手が多いという事に驚きました。日本の高校生は振り回し等でキツイ練習はこなしていますが、考える練習をする所は少ないです。
そのお陰で、高校・大学で活躍をする事が出来たし、今も幼少期からついた考える癖が土台となっています。
ただ、APFで褒められたという記憶はほどんどないですが(笑)」

最後の褒められてないというのは、彼の勘違いだと思いますが(褒めてたよ康希。でも飴と鞭であれば鞭の方が多かったのは確かかな)

当時は、日本に必ず帰国する彼らが、例えテニスコーチが周りにいなくても、帰国後に自分自身で成長していけるようにという思いもあり、とにかく自ら考える事を要求していました。

ただ、選手に「自分で考えなさい」と丸投げしても、子供達が自分でゼロから考えるというのは難しいので、金子コーチの作成したTennis IQを高める為の50の戦術という本を元に指導していました。
その本がこちらです。

金子英樹著「TENNIS IQ」

今見ても、不変的な内容もあり、Q&Aの質問形式で考える癖を付けるにはいい教材だと思います。
Kindle版がありますので、ご興味のある方はぜひ。

プロ選手として活動し、活躍していく事は決して簡単な事ではありませんが、ぜひ頑張って欲しいです。

応援しています。

 

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2005年からバンコクのAPF Academiesでテニスコーチをしています。 一般クラス・ジュニアクラスともに、初心者から上級者までを指導させて頂いています。女子ダブルス・一般ダブルス及び、ジュニア選手育成まで戦術的な指導及び、テクニックの改善が得意です。 一緒にテニスを楽しみましょう!!
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