2026.02.02
こんにちは。コーチの大津です。
先日、オーストラリアオープンの決勝が終わりました。
準決勝の結果を見て、アルカラスよりも体力的にジョコビッチの方が多少は有利ではないかと思っていましたが、さすがアルカラスですね。
🏆 試合結果と主なスタッツ
試合結果: カルロス・アルカラス def. ノバク・ジョコビッチ 2-6, 6-2, 6-3, 7-5
大会: 全豪オープン2026、男子シングルス決勝
アルカラスの偉業: この勝利により、アルカラスは22歳9ヶ月(272日) で全四大大会(全豪・全仏・ウィンブルドン・全米)を制覇する「生涯グランドスラム」を史上最年少で達成しました。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開催日 | 2026年1月 |
| 会場 | メルボルン・パーク、ロッド・レーバー・アリーナ |
| シード | ジョコビッチ (4位)、アルカラス (1位) |
📈 勝敗を分けた主なポイントと試合の流れ
試合は、アルカラスが序盤の苦戦を乗り越え、後半にかけて支配力を強める展開でした。
第1セット (アルカラス 2-6 ジョコビッチ)
経験豊富なジョコビッチが序盤から試合をコントロールし、2度のサービスブレークを奪って先取しました。試合前の分析では、序盤をいかに戦うかが重要な鍵と指摘されていました。
第2・第3セット (アルカラス 6-2, 6-3)
アルカラスはここからリターンゲームと強力なフォアハンドで試合の流れを逆転。戦術的に多様なショット(スライス、ドロップショット、角度のついたショット)を織り交ぜ、ジョコビッチをコート上で揺さぶり、主導権を握りました。
第4セット (アルカラス 7-5)
互いにサービスを守る緊迫した展開の中、アルカラスが終盤で決定的なブレークを奪い、試合を決めました。試合前の分析通り、セット終盤のポイントの重みが増す中で、アルカラスが重要なポイントで攻撃的な判断を下せたことが勝因となりました。
💡 専門家の分析と見解
試合前後の専門家の意見は、世代交代の側面と、ジョコビッチの「不老」の闘志の両方に注目していました。
マッツ・ビランダー(元世界ランク1位)の警告:
アルカラスの大ファンとされるビランダーでさえ、決勝前に「ノバク・ジョコビッチに賭けに対しては決して賭けるな (Never bet against Novak Djokovic)」と警告していました。その理由として、「彼が信じている限り、彼はまだ危険だ」と述べ、ジョコビッチのメンタルの強さと、一度のチャンスをものにする能力を指摘しました。
勝敗を分けた要因に関する考察:
試合前の分析では、アルカラスの準決勝(ズベレフ戦)での5時間超の消耗が、決勝での回復力に影響する可能性が指摘されていました。しかし、アルカラスはその「見えない疲労」を乗り越える集中力を見せました。
また、アルカラスの深くて多彩なフォアハンドは、ジョコビッチをコートの中央から引きずり出し、主導権を握るための決定的な武器となったとの分析があります。
一方で、試合は序盤からではなく、第3セット以降の「修正の質」が本当の勝負だったとの見方もあります。アルカラスはより攻撃的になる方向で修正するのに対し、ジョコビッチは試合のリズムそのものを変えようとする傾向があり、この違いが後半の行方を決めた可能性があります。
全体的に前半攻撃的に進めていたジョコビッチが、後半はアルカラスの攻撃を捌こうと修正して、アルカラスは守備的だったところを攻撃的に修正した結果という印象です。
ジョコビッチもまだまだできることは証明されたので、是非次の試合も頑張ってもらいたいですね。
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この記事を書いたコーチ
- Written by OtsuYoshito
- テニスコーチを始めて8年間、お客様のテニスの上達のサポートをしてきました。今までの経験から得た知識を皆さんに伝えることができるように頑張ります。 新しく始める方から競技者の方まで一緒に挑戦していきましょう。





