現代テニスと過去テニスの違い

テニスダイアリー

2026.01.13

こんにちは。コーチの大津です。

先週の水曜日にLTATで行われたバンコクオープンを見てきました。

その際に、APFの卒業生の松田こうきが参加していたので、色々話してきました。

特に印象が強いのが毎年、ボールのスピードが速くなっているという事でした。

比較項目2000年代(推定)現代(2020年代)傾向と変化要因
平均スピン量フォアハンドで推定 1800-2500 rpmフォアハンドで 2700-3000 rpm (ATP平均)大幅な増加。ラケット技術・スイング技術の進化が主因。
ボール速度速かったが、現代よりは低め全体的に上昇。サーブ、グラウンドストローク共に。ラケット性能、アスリートのフィジカル向上。
プレースタイルフラットヒット、サーブ&ボレーも見られた。ベースライン強打が主流。高いスピンでラリーを支配。高いスピン量により、強打しながらもボールをコート内に収める技術が確立。
コート速度速い(特に芝生、カーペット)。全体的に減速 (例:ウィンブルドン)。スピード重視のゲームを調整するため、意図的に変更。

💎 詳細な説明

  • スピン量の進化:現代のATPツアー平均は2700-3000 rpmで、ナダルなどの選手は3200 rpm以上にもなります。2000年代の推定値(1800-2500 rpm)に比べ、約20-50%増です。ラケットの軽量化とストリング技術(ポリ系)が、この飛躍を可能にしました。

  • ボール速度と「重いボール」:ボール速度も上がっていますが、それ以上に「重いボール」(速度とスピンが組み合わさった衝撃)の重要性が高まっています。

  • 測定技術の変化:比較する際は、測定技術の進歩(例:レーダーガンの精度向上)も考慮する必要があります。

 

現代のテニスは、2000年代に比べてスピン量が飛躍的に増加し、これがプレースタイルを「ベースラインからの強力なラリー」へと変えました。ボール速度の向上やコートの減速と相まって、ゲームの本質は「パワー」から「パワーとスピンを融合した持続的な攻撃」へと進化しています。

 

このような結果を踏まえて、コートは低速化しているがそれ以上にボールを打つ能力が高くなっており、選手のアスリート化がどんどん進んでいます。

フィジカルの強化は今後は必須ですね。

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