イオミックショックレス使用感|振動だけでなくコントロールにも変化

テニスダイアリー

2025.12.15

振動止めで、

「振動が少なくなる」だけでなく

「コントロールまで良くなる」としたら──

ちょっと使ってみたくなりませんか。

今回ご紹介するのは、

テニスメーカー TOALSON と、ゴルフグリップで有名な IOMIC がコラボして作った振動止め、

「イオミックショックレス(CONTROL BOOSTER)」です。

正直に言うと、私自身も最初は

「振動止めで、そこまで変わるものなのかな?」

という気持ちでした。

これまでは、YONEXの三角タイプの振動止めをずっと使っていて、

振動止めといえば

「振動を抑えるというより、打ったときの音を和らげるもの」

というイメージが強かったからです。

そんな中でイオミックに替えてみて、

まず最初に感じたのは

「あ、振動が明らかに少ないな」という点でした。

インパクトの感覚も、ただ柔らかいというより、

良い意味で「カチッ」とした打球感があります。

おそらくですが、ストリングの余計なブレが抑えられている影響なのだと思います。

そして、良い意味で意外だったのがコントロール面です。

サイドスピンをかけるラットショットやダウン・ザ・ライン、

角度をつけたアングルショット、

フォアハンドの回り込みからのインサイドインなど、

落下地点の精度が求められるショットで、

「ほんの少しだけど、狙っているところにボールが集まりやすい」

そんな感覚があります。

サーブに関しても、インパクト時のブレが少ないためか、

イメージしている軌道で、

狙った落下地点に収まる確率が少し上がっているように感じます。

コントロール面では、確実にプラスの影響はあると思いました。

現在はマルチフィラメントのナイロンストリングを使用していますが、

ストリングが消耗して毛羽立ってくると、

どうしてもズレが出て、

コントロールが難しくなったり、ボールがアウトしやすくなったりします。

ただ、イオミックを装着していると、

そういった状態でも極端に感覚が崩れにくく、

比較的安定して使えている印象があります。

「振動止めでコントロールが良くなる」

──言葉だけ聞くと、少し怪しく感じるかもしれません。

ですが、実際に使ってみると、

ボールの落下地点がまとまりやすくなっている、

という感覚は確かにあります。

派手な変化ではないですが、

練習や試合の中でじわっと効いてくる。

そんなタイプの振動止めだと思います。

そして、ラケットに合う色が選べるのも、個人的に気に入っているポイントです

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2005年からバンコクのAPF Academiesでテニスコーチをしています。 一般クラス・ジュニアクラスともに、初心者から上級者までを指導させて頂いています。女子ダブルス・一般ダブルス及び、ジュニア選手育成まで戦術的な指導及び、テクニックの改善が得意です。 一緒にテニスを楽しみましょう!!
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